大好きな季節、外に出歩きたくなる気持ちいい天気が続く10月だけど、
今月は比較的部屋にとじこもってアレンジに精をだしたいとき。
(といっても教えるお仕事で沢山出かけなきゃならないけど。)
来月、凄く久しぶりに弦カルと一緒に自分の曲を演奏できる機会がある。
11/16(日)、ビオラの詩織ちゃんとのユニットCieLiのスペシャルバージョンで、
CieLi+バイオリン2人、チェロ、パーカッションという贅沢な編成でのライブを
立川JJでやります。立川JJの開店20周年記念ライブということで、
こんなに贅沢な編成でやらせていただけることになったのだけど、
弦カルと一緒に自分の曲を何曲も、自分の好きなアレンジで、
ライブで演奏できる機会というのはそうそうあるものじゃないので、
今、頭のなかでいろんな構想(妄想?)が浮かんでは消え、膨らんでは消えたりしている。
といってもCieLiは詩織ちゃんがリーダーのユニットだから、本当は私がこんなに勝手に
妄想ふくらましてちゃいけないのかもしれないけど(笑)
こんなふうに書いてるといかにも楽しそうにみえるけど、
弦カルのアレンジというのはお馬鹿な私にとってはほんとに凄く大変で、
一番頭使うし時間かかるし神経すり減る、、、でも
思うように書けたとき、発想がどんどんふくらんで書けてるときは
本当に格別におもしろい。
実際弦カルと一緒に自分の曲を演奏した経験って数年前に1回あるだけで、
あとは何度かアレンジのお仕事で、乏しい脳ミソふりしぼって寝るまもおしんで
魂こめて書いたけど、実際演奏されたものを聴く事ができなかったものがほとんど。
そういうのってせっかく書いたのになぁ、なんて
なんともいえないせつなさみたいなのがあるんだけど、
でもそういう経験が結局すごく勉強になってて、
そのときのご褒美みたいなものが来月のライブのような機会となって
与えてもらえてたりするのかな、なんて勝手に都合のいい解釈をしている。
とか云々、つらつら書いてるとなんかかっこいいアレンジャーみたいなんだけど、
実は実際さあ書こう、という段になって、、
「ところで弦カルってどうやって書いてたんやっけ?」と途方にくれている。
いつものことなんだけど、
私、どうやってアレンジしてるのか、いっつもほんとにわからなくなるんですよね、、
私がイメージする憧れの作曲家とか編曲家って、なんか鼻歌なんか歌いながら
サラサラサラサラサラ~♪ちょちょいのちょいっ、と
恐ろしくスマートにスピーディに譜面書き上げてる姿が浮かぶし、
高校生の頃、大人になったらそんなふうに書けるようになるんだろなと思っていた。
ところがどっこい、現実の私はそんなイメージとはかけ離れて、
もうほんと5日くらいかかって1小節しか書けなかったり、
イライラと3分ごとに冷蔵庫開けたり、
書いたものをいちいち録音して確かめていかなきゃ気がすまなかったり、
多分素人とまったく変わらないやり方をひたすらくりかえすばかり。
「えりちゃんは曲が沢山書けてうらやましいよ。」「アレンジができるからいいよね」
なんて嬉しい言葉を周りの方によく言ってもらうんだけど、
決して「書ける」わけじゃなくてひたすらアホみたいに根気強く我慢強く、やるだけ。
もうそれやってるときの姿ってはっきりいって誰にも見られたくないし、
そういう意味ではこの先私は「誰かと共に暮らす」ということができるんかいな、、
なんてたまに本気で思ったりする。。。
要するに今、とっかかりがつかめずにだらだらだらとこんな文章を書いている。。。
最近はこういう「書けずにだらだらすぎていく時間」を、「無駄にすぎた時間」と
イライラするのではなく、「必要な時間」だとあきらめがつくようになってきた。
それはそれで、いいのか悪いのか、どうなんだか。
そうそう先日友達に連れてってもらった雑貨屋さんで見つけた、
なんともいいねいろのガラガラ♪ほんっといい音なんです、小さい音なんだけど
振り方によって音色が変わるし、耳元で鳴らすとちょっとガムランっぽい匂いも。。
うさちゃんの絵も超ラブリー☆木馬の絵のヤツもかなり可愛くて本気で迷った。